SWICHインタビュー「香川照之×藤山直美」名言のオンパレード!


NHKで放送されている『SWICHインタビュー』シリーズ。
毎回、2人の芸能人、文化人が対談する番組です。



なんとそこで俳優で歌舞伎役者の香川照之さんと喜劇役者の藤山直美さんの2人が対談するというではありませんか!
その道を極めた達人中の達人のお二人。
放送では、案の定名言のオンパレードでしたので、今回はその数々の至言のなかからいくつかをピックアップしてご紹介します。

香川 照之(かがわ てるゆき、本名同じ、1965年12月7日 - )は、日本の俳優、歌舞伎役者、及びボクシング解説者。東京大学文学部社会心理学科卒。
名跡「市川中車」の当代、九代目 市川中車(くだいめ いちかわ ちゅうしゃ)を名乗る。屋号は澤瀉屋。定紋は大割牡丹、替紋は片羽車。
コムスシフトを経て、ロータス・ルーツ所属。
引用:香川照之-Wikipedia


藤山 直美(ふじやま なおみ、1958年(昭和33年)12月28日 - )は、日本の女優。本名、稲垣 直子(いながきなおこ)。大阪府大阪市生まれ、京都府京都市山科区出身。京都女子高等学校卒業。

引用:藤山直美-Wikipedia



前編「自然体の芝居」


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藤山直美
『セリフが上から落ちてくるうちは まだ私のものじゃない』

「上から」とはつまり頭の記憶から、という意味。
頭で覚えたセリフをいうのではなく「肚から」出てくることばこそ本物である。


香川照之
『カメラに映ることを生業としない方々も、どの瞬間も芝居をしている。』

人間のこころは何層にもなっていて、笑いの奥になにがあるのかなんてだれにもわからない。常に見られることを意識している。
これをうけて、藤山直美さんは「人間のこころなんてマトリョーシカと一緒」と語りました。
だから香川さんは「役者は芝居をしないのが一番」と考えているといいます。


藤山直美
『お客さんは寝ていてもいい。でもフッと起きた瞬間にそれでも笑わさなあかん』

入場券を買っていただいた分の最低限は提供しないといけない。チケットを買ったお客さんは寝ていても自由。でも、起きた瞬間からまた全力を提供する。これこそがプロフェッショナルという考え方です。


香川照之
『これは芝居じゃない 現実だ』

初めて歌舞伎の舞台に上がった香川さん。す巻にされて10分くらい横たわるシーン。そのあとの口上で使われる祖父を曽祖父の写真パネルが目に入ってきました。そのとき生まれて初めて「芝居じゃなくて生きている」と香川さんは感じたそうです。


藤山直美
『情は毛穴からでるもの。そのひとの毛穴 それは演じられない』

本当に「演じる」ということについて。3階の席からみたら役者の顔なんてみえない。本当の情は、表情ではなく、毛穴から出るものだといいます。


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後編「役者とは」


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藤山寛美
『水面に人差し指つっこんで、字ぃ書いてるのが役者や』

書いたしりから消えていく。だから毎日書く。


香川照之
『自分が苦しめば苦しむほどお客さんが喜んでくださる』

藤山直美
『主語はお客さん 私は述語』


藤山直美
『私は鍛錬訓練が普通にできる人が好き。
役者の場合 鍛錬訓練はお箸の上げ下ろしと一緒』


鍛錬訓練は努力ではない。「頑張ってる」と思うと、自分が自分に恩着せがましくなる。恩着せがましいのは、身体に出る。
鍛錬訓練が自然と身についていることが大事なことだと思います。


終わりに


当代きっての名優であるお二人。
考え方だけでなく、実際の生き様としてそれを体現されているからこそ、ひとこと一言が深く、重みがあります。
まさにホンモノ。
そんなことを感じた放送でした。

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